ニュースリリース
2026年10月1日
Aratas株式会社、新たな経営体制のもと本格始動
―オムロンの電子部品事業がAratas株式会社としてカーライルとの戦略的なパートナーシップのもと再始動―
Aratas株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:江崎雅彦、以下「Aratas」は、本日、オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:辻永順太)が保有していたAratasの株式を、The Carlyle Group(関係会社及びその他の関連事業体を含め、以下「カーライル」)が設立する会社の完全子会社に譲渡したことに伴い、オムロングループから独立し、新たな経営体制のもと、本格的なスタートを切りました。オムロンは引き続き、Aratasの少数株主として株式の一部を保有しますが、今後は、カーライルとの戦略的なパートナーシップのもと、Aratasとしてさらなる成長に向けた取り組みを加速してまいります。
Aratasでは、7月の設立時に、日本語由来の「新たな」と「明日」を掛け合わせた、「Aratas」という社名を定めました。日本発のグローバル企業として、世界中のお客様とともに、新たな価値や未来を切り拓いていくという強い想いが込められています。また、Aratasでは7月の分社時に、ミッションを、「私たちの技術で、人の想いと可能性を繋ぎ、新たな明日を創造します。」と定めました。これは、私たちが長年培ってきた様々な技術や専門的強みを活かし、人々の、お客様の、そして社会の未来の可能性に向けて積極的にチャレンジし、新たな明日を創造するということを宣言したものです。
また、ミッションの実現のため、社員一人ひとりが、組織に深く根ざした信念や行動の指針となるバリューとして、「Aspire」(志を原動力に、高みを目指し続ける)、「Agile」(柔軟かつ迅速に対応し、変化を新たな機会へと変える)、「Ahead」(先見性を持って、常に一歩先の価値を提供する)を定めました。このバリューもAratasの3つの「A」と掛け合わせ、3つのバリューに基づいて行動する社員の総体がAratasブランドにつながり、ミッションを実現していくという構成になっています。
また、今回の独立にあたって、改めて事業計画を議論し、Aratasグループとして以下の5つの柱を軸に積極的に事業を展開していくこととしました。
(1)成長市場へのフォーカスと受注拡大
(2)商品・開発力の強化
(3)グローバル生産・供給力の強化
(4)中長期の成長機会の探索
(5)経営・組織の変革
今回のオムロングループからの独立までに先立ち、6月には「グローバル生産・供給力の強化」として、マレーシア工場の移転・拡充を決め、今後の着工・建設に取り組む先行投資を決めた一方、7月の事業承継時は、「経営・組織の変革」として、戦略実行の加速のために、各々開発・生産から販売まで、5つの事業本部(汎用、アプリモジュール、モビリティ、産機、新業界)へ垂直統合して、「成長市場へのフォーカスと受注拡大」をめざしています。特に、成長市場に対して開発力の強化に着手しています。また、産機業界向けでは、今後もオムロンと連携しながらも、産機事業本部を設置し、他の事業本部と共に主体的に事業の拡大をめざす体制を整えました。
今後は、注力市場として、エネルギー・マネジメント、モビリティ、デジタル・インフラ、スマート・オートメーション等、伸長する分野で、お客さまと共に、社会課題の解決に注力して参ります。これらの取り組みにより、従来は、オムロングループ向けの内販を除く数値を売上高として開示してまいりましたが、今後は2025年度のオムロン向け売上高も含んだ約1,600億円の売上高をベースとして事業拡大をめざしていきます。さらなる成長に向け、先行投資を続け、既存事業と注力市場に加え、成長機会の探索を続け、顧客の拡大、コスト競争力の強化、スピード感ある経営を進め、変化の激しい電子部品市場でエクセレントカンパニーをめざします。
■Aratas株式会社の概要
| 会社名 | Aratas株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市 |
| 代表者 | 代表取締役社長 江崎雅彦 |
| 設立年月 | 2026年7月1日 |
| 事業内容 | 電子部品、及び、電気機械器具の製造及び販売他 |
| 資本金 | 10億円(TCG2602株式会社 100%※オムロン株式会社はTCG2602株式会社の親会社であるTCG2601株式会社に対して、議決権保有比率が5%となるよう出資しています)(2026年10月時点) |
| URL | https://www.aratas.com/ |
| 売上高 | 約1,600億円 (オムロングループ向け売り上げ含む2025年度Aratasベース純外部売上高) |
| 主要製品 | リレー、スイッチ、コネクタ、センサー等 |
| 生産拠点 | 8(日本×5、 マレーシア、 中華圏×2)(2026年10月時点) |
| 営業拠点 | 30(日本×3、アジア・パシフィック×10、 米州×3、 中華圏×5、 欧州×9) (2026年10月時点) |
| 開発拠点 | 4(京都、 岡山、愛知、 滋賀)(2026年10月時点) |
| 製造数量 | 22億個(年間生産量)(2025年度実績) |
| 従業員数 | 6,000人(海外人員比率65%)(2026年10月時点) |
Aratas株式会社について
Aratas(アラタス)株式会社はミッションを「私たちの技術で、人の想いと可能性を繋ぎ、新たな明日を創造します。」と定め、2026年7月1日に、オムロングループの中で分社・設立され、10月1日に、オムロンから分離・独立しました。社名「Aratas」は、日本語由来の「新たな」と「明日」を掛け合わせたもので、世界中のお客様とともに、新たな価値と未来を切り拓いていくという想いが込められています。Aratasグループは、リレー、スイッチ、コネクタ、センサー等の電子部品の開発・製造・販売を手掛け、自動車、家電、産業機器等の幅広い分野に製品・技術を提供しています。2025年度の売上高は実績で約1,600億円です。オムロンの祖業である電子部品技術の90年以上の歴史と信頼を継承しつつ、圧倒的な機動力で、あらゆる機器で進む電動化やAIの進展による急激な世の中の変化にも迅速に対応し、お客様にとってなくてはならないエクセレントカンパニーをめざします。
詳細は、Aratas株式会社のウエブサイトをご覧下さい。